実写版の配信が始まるらしく、最近テレビで綾辻行人さんの「十角館の殺人」について目にするようになりましたね。今朝もミトちゃんが「大好きな小説」って言っていて、ちょっと嬉しくなるなど。でもまさか実写化されるとは思ってませんでした。「姑獲鳥の夏」の実写化くらい衝撃的かも。
私が館シリーズに出会ったのは学生の頃だったように思います。多分「ダ・ヴィンチ」か何かで書評を見たとか、そういう所から入って行ったんじゃなかったかと思います。奇抜な館が出てくるところもそうですけど、意外な展開（賛否両論含め）が本当に面白くて当時めちゃくちゃハマりました。シリーズ全部読んでゲームもプレイしました。ゲームの方は全然原作の世界観と違いましたけど、あれはあれで凄く面白かったです。館をシリーズをRPGにするって言う発想が凄いなと思いました。さすがにリメイクはされないと思いますが、実写化を機にリメイクしてくれないかなぁ。今の高画質で俯瞰視点じゃなく、FPSで館の中を探索できたら面白そう。迷路館がキツそうだけど。
敵として「鉄鼠の檻」とかが出てくるのがまぁ界隈の人向けな感じで、相当面白かったです。ストーリーも結構良かったので、原作とはちょっと違うけど、これはこれでアリだと思ってます。
その頃からもういい加減年数が経って、館シリーズを読んだのは覚えているんですが、細かい内容とかが大分曖昧な感じになっていることに気付きました。全く覚えてないわけじゃないんですが、こう、大分ぼんやりとした記憶で。きちんとストーリーの流れが蘇ってこない感じがして。衰えですかね。そんな感じなので、館シリーズを再読しようかと思いました。
